診療案内

視力低下

情報の80%は目から入ります。視力低下はあってはならない事ですが、その原因としましては疲れや年齢的な変化から、場合によっては様々な眼疾患によることもあります。眼科医の使命はその視力を守ることです。見えづらい、まぶしい、かすむ、ゆがむ、二重にみえる等など、見え方に少しでも違和感がございましたら、ご相談下さい。いかなる病気も早期発見がなによりも大切ですから。

結膜炎・ものもらい

結膜炎では、しろめが赤い、眼やに(眼脂)がでる、涙っぽい、コロコロするなどの症状があります。極めて感染しやすいものから、うつらないものまで様々です。一般的には点眼薬で治療します。

ものもらいは、まぶた(瞼)に「しこり」ができます。麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)があります。軽度ですと点眼薬あるいは化膿止めの内服薬で治療します。また切開が必要になるケースもあります。

花粉症・アレルギー性結膜炎

アレルギーが原因の結膜炎です。植物の花粉などが原因でおこる季節性や、ハウスダストなどが原因でおこる通年性があります。またコンタクトレンズや化粧品、動物の毛などが原因のこともあります。原因が何かを知ることにより、予防にもつながります。当院では指に針をさし、僅かな血液から主なアレルギーの原因を検索する検査も行っております。

また、毎年必ず、春先や梅雨の季節、秋などに著しい花粉症でお悩みの方には、初期療法(毎年症状の出現する約2週間前から治療を開始する)で、アレルギー症状を重症化させずに、その季節をやり過ごす治療法もお勧めしております。

眼精疲労・ドライアイ・流涙

目が快適な状態で維持されるための涙は大切な役割を担っております。この涙のトラブルで「疲れる」「ゴロゴロする」「ショボショボする」「うっとうしい」「目を開けているのが辛い」「涙っぽい」「近くが見づらくなった」等など多くの愁訴がおこります。

現代の居住環境やIT化された職場環境、学習環境においてますますこのトラブルは増加傾向にあります。原因により対処法も全く異なり、臨機応変な治療法が必要になります。

飛蚊症(ひぶんしょう)

白い壁や空を見たとき、目の前に糸くずや黒い点々などが見え、視線を変えると動いて見える症状を飛蚊症といいます。何らかの原因で眼球の中に濁りがでた際に自覚される症状です。多くは50~60歳の頃に眼球の加齢現象の一つとして起こることが多いのですが、症状が著しい場合には、早期発見、治療を要する網膜裂孔形成や網膜剥離、眼底出血などの重大な疾患のおそれもあり、眼科専門医の精密検査を受けられることをお勧め致します。

白内障

初期のもので、日常生活に支障のない方は点眼薬等で経過観察を行っております。当院では現在白内障手術は行っておりませんので、日常生活におきまして、ご不自由を感じるようになった場合には、患者様の全身状態、ご家族の協力状況、入院あるいは日帰り手術をご希望されるか等様々なご要望をお聞きしまして患者様の最適な医療機関にご紹介させて頂いております。また手術時期におきましても一概に視力だけからでなく、患者様がどのように生活にご不便を感じていられるのか、現在までの白内障進行スピード等も考慮して、手術をお勧めさせて頂いております。

糖尿病網膜症

糖尿病による合併症の代表です。そもそも糖尿病は血管が障害を受ける疾患です。糖尿病である方は、眼に関する自覚症状が全くなくても、必ず年に一回は眼底検査をお受けになられることをお勧め致します。視力低下などの症状が出てきた時には、網膜症は相当進行していることも少なくなく、やはり早期診断、早期治療が予後の分かれ目といっても過言ではありません。検査を受けられた方は糖尿病眼手帳に眼科の状態を記載しまして、内科主治医と連携しまして、糖尿病管理をお手伝いさせて頂きます。

黄斑変性症・変視症

緑内障・視神経乳頭陥凹

緑内障は日本における失明原因の第一位を占めております。また40歳以上の日本人における有病率は5%、すなわち40歳以上の日本人には20人に1人の割合で緑内障といわれています。また緑内障があるにも関わらす、緑内障と診断されている割合は10%ともいわれております。早期発見、早期治療によって失明という危険性を少しでも減らすことの出来る疾患です。危険因子としまして、「最近眼が疲れる」「視野に見えにくい部分がある」「血縁者に緑内障の人がいる」「強い近視がある」「健康診断で視神経乳頭陥凹があると指摘された」などなど、少しでも気になる方は是非一度受診をお勧め致します。

学校健診・色覚異常

乳幼児健診・斜視・弱視

コンタクトレンズ・メガネ処方

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